影響力の武器 1章の設問の答えを著者にメールで聞いた

タイトルの通りなのですが、影響力の武器第三版を読んでいて、第1章の最後にあるクリティカルシンキングなる設問に、募金についての設問があります。

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内容は、


・雑草を刈り取るために必要な寄付金を募る

・寄付金の支払い用紙に、募金額の選択欄がある


選択欄は25ドル、10ドル、5ドル、15ドル、任意の金額、の順に記載されており、この順番で記載することによって何故募金額を増やすことができたのか、という問題でした。


私は、25ドル→多い、10ドル→少ない気がする、、5ドル→少なすぎる、15ドル→ちょうどいい!となり、多くの人が15ドルを選択して募金するのではないか、と考えました。


答えを知りたいと思いググってみたのですが、いくつかのサイトでは最初に25ドルを見た後にその後の5ドルを見ることで心理的抵抗がなくなりより多くの寄付金が集まるのではないか?のように考えられておりました。


この設問はあくまで募金をする人に対してコントラスト効果を利用して募金額を最大にする、というものなので、5ドルが正解だと考察されている方は募金する、しないに関わらずコントラスト効果を利用して多数人々に募金させるには?と考えていらっしゃるのだと思いました。


しかし私も心理学に関してはど素人、自信がなかったので、本に書かれていた著者のメールアドレスにダメ元で上記疑問をグーグル翻訳の稚拙なメールで送りました。


するとその日のうちにありがたいことにご回答を頂けました。


著者の方によると、私の考察で良いようで、25ドル、10ドル、5ドル、15ドルの順に記載することでちょうど良く感じる15ドルを大多数の人が選ぶそうです。


これでモヤモヤがスッキリ解消しました。